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シミの深さは色調でわかる!見分け方や対策について解説
2025.5.15
シミの濃さや色には個人差があり、「なぜこのシミは茶色くて、あちらは灰色っぽいのか?」と不思議に感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
実はその“色の違い”は、肌のどの層にメラニンが沈着しているか=シミの「深さ」を反映しており、ケアの方法を判断する重要なヒントになります。
この記事では、シミの色調と皮膚内でのメラニンの位置との関係を解説しながら、色別に有効な対策方法を詳しくご紹介します。
目次
茶色・黒色のシミは比較的浅い位置にある
一般的なシミやそばかすの多くは、表皮の基底層(表皮の一番下)にメラニンが蓄積したものです。このタイプは茶色や黒っぽく見えることが多く、比較的浅い位置に存在します。
セルフケアやスキンケアで対策可能
茶色や黒っぽいシミは、表皮にとどまるメラニンによるもので、セルフケアによって改善が期待できるタイプです。美白化粧品では、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルブチン、プラセンタエキスが配合されたものを選びましょう。
これらの成分は、メラニンの生成を抑える・還元する・沈着を防ぐという複数の作用を持ちます。
また、肌のターンオーバーを正常化させるには、6〜8時間の十分な睡眠、ビタミン・ミネラルを含む栄養バランスのとれた食事、週2〜3回の軽い有酸素運動が効果的です。
さらに、紫外線対策(日焼け止め・帽子・日傘など)を毎日欠かさず実施することで、シミの悪化や再発を防ぎやすくなります。
灰色・青っぽいシミは皮膚の深部にある可能性が高い
メラニンが表皮よりさらに深い「真皮層」まで入り込んでしまうと、シミは灰色や青みがかった色調で現れます。これは皮膚の構造によって光が拡散・反射する「ティンダル現象」により、青っぽく見えるのが特徴です。
自然排出が難しく、医療的アプローチが必要
このような深いシミは、ターンオーバーでは改善しづらく、美白化粧品では限界があります。皮膚科での相談や、レーザー治療を含む専門的な治療が必要です。特に「レーザートーニング(MedLite C6)」のような、低刺激で広範囲の色素沈着に対応可能な治療法が推奨されます。
色調によって変わるシミ対策の選び方
色調によって変わるシミ対策の選び方について詳しく見ていきましょう。
セルフケアで期待できるのは「茶色」まで
比較的浅い茶色や黒色のシミであれば、生活習慣の改善、スキンケア、サプリメント、内服薬などで十分に効果が期待できます。ターンオーバーを促し、メラニンの排出を後押しすることが重要です。
青・灰色のシミは専門医の診断を
灰色や青っぽい色調のシミが見られる場合は、自己判断せず皮膚科で診断を受けることが大切です。真皮層にあるメラニンは、放置しても消えないばかりか、紫外線や摩擦で悪化する可能性もあります。
特に見た目の変化が急な場合や、形がいびつで境界が不明瞭な場合は、脂漏性角化症や皮膚がんの初期症状と区別する必要があるため、速やかに皮膚科を受診しましょう。
医療機関では、ダーモスコピーによる色素パターンの診断や、肌画像診断装置を用いて、シミの深さや種類を詳細に分析できます。
シミと似た症状の肌トラブル
一般的にシミと呼ばれるものは、老人性色素斑です。それ以外のシミと似た症状を持つ肌トラブルについて紹介します。
脂漏性角化症(老人性イボ)
加齢とともに現れる皮膚の良性腫瘍で、シミに似た色調を持ち、徐々に隆起してくるのが特徴です。シミと思って放置すると悪化するため、皮膚科での早期診断が推奨されます。
肝斑(かんぱん)
30〜40代の女性に多く、頬骨に沿って左右対称に現れる薄茶色のシミ状の色素沈着です。ホルモンバランスの乱れが関係しており、美白化粧品では悪化することもあるため、医療機関での治療が必要なケースもあります。
炎症後色素沈着
ニキビややけど、擦り傷などが治った後に残るシミのような色素沈着です。見た目は茶色〜黒っぽく、時間の経過とともに自然に薄くなることもありますが、紫外線を浴びると悪化するため注意が必要です。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
青みがかった灰色の斑点が両頬に現れ、肝斑やそばかすと見間違われやすいですが、真皮にメラニンが存在するためセルフケアでは改善せず、医療的なアプローチが必要です。
まとめ:深いシミに悩む方はレーザートーニングを検討
シミの色調から、その深さと対策方法を見極めることが大切です。特に灰色や青みがかったシミは、セルフケアだけでは難しく、医療的なアプローチが必要不可欠です。
大阪・心斎橋のMAクリニックが導入するレーザートーニング「MedLite C6」は、これまで難しかった肝斑や深在性の色素沈着にも対応。肌への刺激が少なく、ダウンタイムも少ないため、初めての美容医療にもおすすめです。
シミの種類や深さに合った最適な方法を見つけ、早めのケアで透明感のある肌を目指しましょう。まずは無料カウンセリングから、お気軽にご相談ください。
この記事の監修者

MAクリニック心斎橋 院長
堂脇 真音
これまで保険診療や自由診療の経験を通じて、日常の皮膚トラブルから美容外科・美容皮膚科に至るまで、幅広い分野で尽力してまいりました。
患者様がより健康で美しくなれるよう、1人1人のお悩みに寄り添い、カウンセリングから施術まで一貫して質の高い治療をご提供してまいります。
主な経歴 | 大阪医科大学医学部医学科 順天堂大学医学部附属練馬病院 島田総合病院 内科 都内美容外科 銀座院 皮膚科/形成外科クリニック(保険診療メイン) MAクリニック心斎橋院 院長 |
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