あごニキビの原因は?治療法やセルフケアについて解説【大阪の美容皮膚科 医師 湯上駿監修:MAクリニック心斎橋】

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あごニキビの原因は?治療法やセルフケアについて解説

2025.4.24

毎日丁寧にスキンケアをしているのに、なぜか繰り返しできてしまう「あごニキビ」。特に大人になってから悩む方が多く、目立ちやすい部位であるため、精神的にもストレスになりがちです。

この記事では、あごニキビの主な原因から、日常でできるセルフケア、皮膚科での治療方法までをわかりやすく解説します。しつこいあごニキビに悩まされないためにも、正しい知識を身につけて、適切な対策をとりましょう。

あごニキビとは?大人に多いUゾーンの肌トラブル

あごにできるニキビは、思春期に多いTゾーンのニキビとは異なり、大人に多く見られるのが特徴です。特に20代後半から30代の女性に多く、フェイスラインやあごのUゾーンに集中してできることがよくあります。

マスクの着用やホルモンバランスの乱れなど、複数の要因が複雑に絡み合って発生するため、原因の特定や対策が難しいと感じる人も多いでしょう。

あごニキビができる主な原因

あごニキビができる主な原因について詳しく見ていきましょう。

乾燥による皮脂の過剰分泌

あごの皮膚は薄くて乾燥しやすいため、水分が不足しやすい部位です。乾燥状態が続くと、肌は潤いを補おうとして皮脂を過剰に分泌します。

過剰な皮脂が毛穴に詰まることで、「コメド(面ぽう)」と呼ばれるニキビの初期段階が形成されます。

ターンオーバーの乱れによる角質肥厚

乾燥や生活習慣の乱れは、肌のターンオーバー(新陳代謝)を鈍化させ、古い角質がはがれずに肌表面に残ります。

これにより角質が厚くなり、毛穴がふさがれて皮脂が詰まりやすくなり、あごニキビができやすくなります。

ストレスやホルモンバランスの乱れ

ストレスや睡眠不足、喫煙、偏った食生活などの生活習慣もあごニキビの原因です。特に女性の場合、生理前後のホルモンバランスの乱れが皮脂分泌に影響し、ニキビの原因となります。

マスクとの摩擦

マスクを長時間着用することにより、あご周りの皮膚がこすれたり、蒸れて雑菌が繁殖したりすることで、あごニキビを悪化させてしまうことがあります。

悪化する前に知っておきたい!ニキビの進行と種類

あごニキビの始まりは「コメド」と呼ばれる毛穴の詰まりからです。目立たない白ニキビの段階で放置すると、やがて炎症を起こして赤ニキビへ、さらに化膿して黄ニキビになることもあります。

この状態まで進行すると、治るまでに時間がかかるだけでなく、ニキビ痕や凹凸の原因にもなります。早期のケアと適切な治療が、肌を健やかに保つためには重要です。

あごニキビのセルフケア方法

あごニキビのセルフケア方法について詳しく見ていきましょう。

基本はやさしい洗顔と十分な保湿

まずは、洗顔を見直しましょう。朝晩2回、洗顔料をしっかり泡立てて、やさしく洗うことが大切です。泡でなでるように洗い、こすらないことがポイント。すすぎ残しがないよう、髪の生え際までしっかり流しましょう。

洗顔後は、ノンコメドジェニック(ニキビができにくい)と明記された保湿剤や乳液を使って、乾燥を防ぎましょう。

生活習慣の見直しも大切

以下のような生活習慣も、ニキビ対策として見直すと効果的です。

・頬杖をつかない
・会話中に無意識にあごを触らない
・あごに触れる髪型や服装を避ける
・マスクのサイズは適正に、必要がなければ外す
・バランスの良い食事と十分な睡眠をとる

皮膚科での治療方法とそのメリット

あごニキビの皮膚科での治療について詳しく見ていきましょう。

セルフケアで改善しないなら、皮膚科受診を

何度も繰り返すあごニキビや、赤く炎症を起こしたニキビは、皮膚科での治療が必要です。ニキビは「病気」として診断され、医師が一人ひとりの肌状態に応じた処方薬を出してくれます。

保険診療の対象となる治療も

皮膚科で処方される薬は、毛穴の詰まりを防ぐ薬や、炎症を抑える成分を含んだものです。これらの治療は保険適用となる場合が多く、1回の診療費は1,000円〜3,000円程度で済みます。

自由診療のレーザーやピーリングもありますが、まずは保険内での治療から始めるのが一般的です。

治療は短期で終わらない!3ヶ月が目安

あごニキビは1週間や2週間で完全に治るものではありません。赤ニキビや黄ニキビが治っても、再発防止のためには、コメド(毛穴詰まり)の段階から継続的なケアが必要です。

皮膚科での治療は、少なくとも3ヶ月を目安に続けるとよいでしょう。

あごニキビでお悩みの方はMAクリニック心斎橋へご相談ください

あごニキビは、乾燥や生活習慣の乱れ、ストレスなど複数の要因が絡んでできるため、再発しやすいのが特徴です。
繰り返すあごニキビにお悩みの方へ。根本的な対策として、皮脂腺自体を破壊する治療という選択肢もあります。

アグネスによる皮脂腺破壊治療では、ニキビの原因となる皮脂腺をピンポイントで破壊し、ニキビが再発しにくい肌を目指します。

大阪でニキビに本気で向き合いたい方は、MAクリニック心斎橋へご相談ください。


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この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
湯上 駿

心斎橋という美意識の高いこの地で、皆様の「もっと美しくなりたい」という想いをサポートできることを大変光栄に感じております。私自身、美容医療は単に見た目を整えるだけでなく、皆様の自信や笑顔を引き出し、毎日をより豊かにするためのものだと考えております。

当クリニックでは、美容医療が初めての方も、これまで経験されてきた方も、誰もが安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけてまいります。お一人おひとりのなりたいイメージやライフスタイルに寄り添い、最適な治療プランを一緒に見つけていく、そんな「あなたのパートナー」として、皆様の美しさを全力でサポートさせていただきます。

主な経歴 2018年 和歌山県立医科大学医学部 卒業
2018年 大阪公立大学医学部附属病院
2020年 大阪公立大学医学部附属病院 麻酔科
2022年 兵庫県立こども病院 麻酔科
2023年 某大手美容クリニック 院長
所属学会 日本美容外科学会 (JSAS) 正会員
日本麻酔科学会 正会員
日本心臓血管麻酔科学会 正会員
主な資格 厚生労働省認定 麻酔科標榜医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医