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背中ニキビの原因は?治療法やセルフケアを解説

2025.4.24

夏場や背中が開いた服を着たとき、「いつの間にかできていた背中ニキビ」にショックを受けた経験はありませんか?
背中は顔と同じく皮脂腺が多く、ニキビができやすい部位。しかも自分で見えづらいため、気づかないうちに悪化してしまうことも多いのです。

本記事では、背中ニキビの原因、日常生活でのセルフケア、皮膚科での治療法、さらには再発を防ぐ新しい選択肢まで、詳しく解説します。

背中ニキビができる原因とは?

背中は衣類に覆われている時間が長く、湿気や摩擦による刺激も受けやすい部位です。

さらに皮脂腺の密集した部位でもあるため、毛穴が詰まりやすく、ニキビができる条件がそろっています。

皮脂分泌と毛穴の詰まり

背中の皮膚は広範囲にわたり皮脂腺が分布しており、皮脂の分泌量も多めです。
余分な皮脂が毛穴に詰まり、「コメド(面ぽう)」と呼ばれる初期ニキビを形成。ここにアクネ菌が繁殖すると炎症が進み、赤ニキビや黄ニキビへと悪化してしまいます。

衣類との摩擦・通気性の悪さ

背中は1日中衣類に覆われているため、蒸れやすく、汗と皮脂が混ざって雑菌が繁殖しやすくなります。
さらにリュックや下着などが常に擦れることで肌に刺激を与え、ニキビの悪化を招く要因になります。

洗い残しやすすぎ残し

シャンプーやリンス、ボディソープなどの洗い残しが毛穴に詰まり、ニキビの引き金になることもあります。
特に髪の長い方や、背中まできちんと洗えていない方は注意が必要です。

背中ニキビは痕になりやすい?

顔のニキビと同様、背中のニキビも適切なケアを怠ると「ニキビ痕」になってしまう恐れがあります。
特に背中は見えにくいことから、放置しがちになりやすく、知らないうちに悪化してしまうケースが少なくありません。

デコボコした肌は一度できてしまうと治療が困難になるため、できるだけ炎症が進行する前に、早期の対策と治療を行うことが大切です。

背中ニキビを予防するセルフケア

毎日の入浴や生活習慣を見直すことで、背中ニキビの予防・改善が期待できます。簡単に始められるセルフケアから、意識すべき生活習慣まで紹介します。

汗や皮脂はすぐにオフする

汗をかいたら放置せず、できるだけ早くシャワーで流すか、清潔なタオルでやさしく拭き取りましょう。
背中に汗がたまりやすい夏場や運動後は、特にこまめなケアが必要です。

入浴時の洗い方に注意

ボディソープの洗い残しや、シャンプー・リンスが背中に残ることで毛穴詰まりの原因になります。
髪を洗った後は、顔や背中に流れないよう「横方向に流す」工夫をするのがおすすめです。背中は柔らかいスポンジなどでやさしく洗いましょう。

刺激の少ない衣類を選ぶ

肌に密着する衣類やリュックのストラップなど、常に接触する物がニキビを悪化させることがあります。通気性のよい綿素材や、摩擦が少ない服を選び、背中の肌にストレスを与えないことも予防につながります。

生活習慣を整える

ストレス、睡眠不足、偏った食生活も、ホルモンバランスを乱し、皮脂の過剰分泌を招くことがあります。バランスの良い食事、十分な睡眠、そして自分なりのリラックス方法を取り入れて、身体の内側から肌を整えましょう。

セルフケアで改善しない場合は皮膚科へ

セルフケアを続けてもニキビがよくならない、むしろ悪化していると感じた場合は、迷わず皮膚科を受診しましょう。
自己判断で放置してしまうと、ニキビ痕となって長く残ってしまう恐れがあります。

症状に応じた薬の処方

皮膚科では、毛穴の詰まりを改善する塗り薬や、アクネ菌を抑える抗菌薬、必要に応じて漢方や内服薬などを処方してもらえます。市販薬には含まれない有効成分が含まれているため、効果的な治療が可能です。

保険診療で費用負担も安心

背中ニキビも一般的な「尋常性ざ瘡」として保険診療の対象となります。
診察料・薬代を合わせても、多くの場合3割負担で1,000〜3,000円前後に収まるため、継続的に通院しやすいのもメリットです。ただし、対象となる治療法は限られている点に注意が必要です。

診断によっては他の疾患の可能性も

見た目はニキビでも、実は「マラセチア毛包炎」「毛嚢炎」「おでき」など別の皮膚疾患であるケースもあります。
皮膚科を受診することで、正確な診断と適切な治療を受けることができます。

繰り返す背中ニキビに。皮脂腺からアプローチする新しい治療法

「何度治しても、また同じところにできてしまう」
そんな背中ニキビにお悩みの方には、根本原因である皮脂腺そのものにアプローチする治療がおすすめです。

たとえば、アグネス治療では微細な絶縁針で皮脂腺に直接高周波を流し、炎症を起こす原因となる皮脂腺を破壊します。

肌表面を傷つけることなく、ピンポイントでニキビの元を断つことができるため、再発防止に高い効果が期待されています。

背中ニキビでお悩みの方はMAクリニック心斎橋へご相談ください

背中ニキビは、顔と同じく皮脂腺が多く、衣類との摩擦や汗の蒸れなど、ニキビができやすい条件がそろった部位です。
日常的なセルフケアとしては、背中の清潔を保ち、洗い方や衣類の素材、生活習慣を見直すことが大切です。

繰り返す背中ニキビに悩んでいる方は、MAクリニック心斎橋の「アグネス治療」を検討してみませんか?

皮脂腺を選択的に破壊することで、ニキビを根本から予防。治療回数は平均3〜5回で、多くの方が効果を実感しています。まずはお気軽にご相談ください。


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この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
堂脇 真音

これまで保険診療や自由診療の経験を通じて、日常の皮膚トラブルから美容外科・美容皮膚科に至るまで、幅広い分野で尽力してまいりました。
患者様がより健康で美しくなれるよう、1人1人のお悩みに寄り添い、カウンセリングから施術まで一貫して質の高い治療をご提供してまいります。

主な経歴 大阪医科大学医学部医学科
順天堂大学医学部附属練馬病院
島田総合病院 内科
都内美容外科 銀座院
皮膚科/形成外科クリニック(保険診療メイン)
MAクリニック心斎橋院 院長