シミの元凶は紫外線!セルフケアや治療法・予防について解説 | 大阪の美容皮膚科・美容外科 MAクリニック心斎橋【公式】

COLUMN

お役立ちコラム
大阪の美容皮膚科・美容外科 MAクリニック心斎橋【公式】 - コラム - シミの元凶は紫外線!セルフケアや治療法・予防について解説

シミの元凶は紫外線!セルフケアや治療法・予防について解説

2025.5.15

シミは加齢の象徴と思われがちですが、実際には20代から少しずつ進行している肌トラブルの1つです。

その正体は、紫外線などの刺激によって生成される「メラニン」。

とくに日焼け後の対策を怠ると、肌の奥に蓄積されたメラニンがシミとして表面化しやすくなります。

本記事では、シミができる仕組みや主な原因、タイプ別の特徴から、できてしまったシミへの対処法、日常生活で取り入れたい予防法まで、詳しく解説します。

シミができる仕組みと主な原因

シミができる仕組みと主な原因について詳しく見ていきましょう。

黒色メラニンの蓄積がシミの正体

私たちの肌は「ケラチノサイト」と「メラノサイト」という細胞で構成されており、紫外線や外的刺激を受けると、メラノサイトが「メラニン」という色素を生成します。特に、酸化によって濃くなる「黒色メラニン」が肌表面にとどまると、シミとして表れるのです。

紫外線が最も大きな原因

メラノサイトは日差しを浴びることで活性化し、過剰にメラニンを作り出すようになります。紫外線対策を怠ると、排出されずに残ったメラニンが少しずつ沈着し、シミを作ります。

生活習慣やストレスの影響も大きい

不規則な生活、睡眠不足、ストレス、喫煙、過労は、肌の代謝機能を乱し、メラニンの生成と排出のバランスを崩す要因です。活性酸素の発生による肌の老化も、シミの促進に拍車をかけます。

種類別に見るシミの特徴と原因

シミは、その種類によって特徴や原因が異なります。詳しく見ていきましょう。

日光性黒子(老人性色素斑)

中高年に多く見られるシミで、紫外線を長年浴びた部位に発生します。頬や額、手の甲、腕などに現れることが多く、薄い茶色から濃い褐色まで色合いはさまざまです。

雀卵斑(そばかす)

3歳以降の比較的若い頃に発生し、思春期に目立つようになる遺伝性のシミです。鼻や頬を中心に、細かく散らばるように出現し、紫外線によって濃くなる傾向があります。

炎症後色素沈着

ニキビ、やけど、虫刺され、摩擦などによってできた炎症が、治癒後に色素沈着として残るタイプです。多くの場合、時間とともに薄くなります。

肝斑(かんぱん)

30〜40代の女性に多く、頬骨に沿って左右対称に出現します。妊娠、ピルの服用、ホルモンバランスの変化が主な原因とされ、レーザー治療には向かないケースもあります。

できてしまったシミのケア方法

シミは、次のようなケアによって目立たなくできる可能性があります。

メラニン生成の抑制

日焼け止めの使用や外出時の帽子・日傘の活用により、紫外線をブロックすることが基本です。メラニンの生成を最小限にとどめるためには、UVカット製品の継続使用が必須です。

肌のターンオーバーを促進

規則正しい生活習慣や栄養バランスのとれた食事で肌代謝を正常化すると、シミの原因であるメラニンの排出がスムーズになります。肌の生まれ変わりをサポートすることで、シミの色素が徐々に薄くなることが期待されます。

化粧品やサプリメントで還元作用を高める

黒色メラニンの酸化によって濃くなるシミには、ビタミンCが効果的です。ビタミンC誘導体配合の化粧品やサプリメントで、還元作用を高めるケアを取り入れるとよいでしょう。

シミ予防に有効な習慣と対策

シミ予防を目指す場合は、次のように対策しましょう。

1年を通じた紫外線対策

日焼け止めは夏場だけでなく、冬や曇りの日でも継続使用することが重要です。長時間屋外にいる場合はこまめな塗り直しと、日傘・帽子・UVカット衣類の併用がおすすめです。

シミ予防に役立つ栄養素

シミ予防に役立つ次のような栄養素をとりましょう。

ビタミンC:黒色メラニンの生成抑制&還元作用
ビタミンE:ビタミンCの作用を助け、抗酸化作用を発揮
βカロチン(ビタミンA):活性酸素を除去してメラニン生成を抑える
L-システイン:新陳代謝を高め、体内からメラニンを排出

生活習慣を整える

肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常化させるためには、毎日7〜8時間の質の良い睡眠をとることが基本です。寝不足が続くと肌の修復が遅れ、メラニンの排出も滞ります。就寝前にはスマホやPCを避け、リラックスできる環境を整えましょう。

また、ストレスを溜め込むと活性酸素が増え、メラニン生成が促進されるため、趣味や入浴、軽い運動などでストレスをコントロールすることが大切です。

さらに、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動を週に数回取り入れることで、血流が改善され、肌細胞の再生が活性化されます。

スキンケアで美白をサポート

シミ予防・改善を目的としたスキンケアでは、「ビタミンC誘導体」「アルブチン」「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」など、美白有効成分が配合された医薬部外品の化粧品を選びましょう。

たとえば、朝はUVカット機能を持つ日中用美容液、夜はビタミンC誘導体配合の化粧水・美容液・クリームを取り入れることで、紫外線ダメージの修復と黒色メラニンの還元を同時に行うことができます。

敏感肌の方は、アルコールフリーや低刺激処方の製品を選ぶと、継続使用しやすくなります。化粧品の効果は即効性よりも「継続性」が重要なため、朝晩のルーティンに組み込むことが美肌への近道です。

治療を受ける

濃く定着したシミや、セルフケアでは改善が見込めない肝斑・炎症後色素沈着などには、美容皮膚科での専門的な治療が効果的です。たとえば、レーザートーニング(MedLite C6)は、従来では難しかった肝斑にも対応可能で、メラニンを刺激せずに穏やかに分解し、肌全体を明るく整えます。

ケミカルピーリングは古い角質を除去してターンオーバーを促進、トラネキサム酸の内服薬は肝斑の根本原因である炎症を抑え、シミの再発防止にも効果を発揮します。

ハイドロキノンやレチノール配合の外用薬は、色素沈着を直接薄くするアプローチとしても用いられています。症状や肌質に応じて医師が組み合わせることで、より高い効果を得られる可能性があります。シミが気になり始めたら、早めに医師へ相談しましょう。

早めのケアで将来のシミを防ごう

シミは加齢とともに増えるだけでなく、若年層にも影響を及ぼす肌トラブルです。紫外線対策を徹底することはもちろん、生活習慣やスキンケアの見直しも予防と改善の鍵になります。シミが目立つようになってからでは治療も長期化しやすいため、日頃からの意識が大切です。

より本格的な治療をお考えの方には、大阪のMAクリニック心斎橋が導入するレーザートーニング「MedLite(メドライト)C6」をご検討ください。

従来のレーザーでは難しいとされてきた肝斑や色素沈着にも対応可能な技術を搭載しており、メラニンの生成を抑えながら肌全体を明るく整えます。

スキンケアだけでは改善が難しいシミにお悩みの方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
堂脇 真音

これまで保険診療や自由診療の経験を通じて、日常の皮膚トラブルから美容外科・美容皮膚科に至るまで、幅広い分野で尽力してまいりました。
患者様がより健康で美しくなれるよう、1人1人のお悩みに寄り添い、カウンセリングから施術まで一貫して質の高い治療をご提供してまいります。

主な経歴 大阪医科大学医学部医学科
順天堂大学医学部附属練馬病院
島田総合病院 内科
都内美容外科 銀座院
皮膚科/形成外科クリニック(保険診療メイン)
MAクリニック心斎橋院 院長