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Qスイッチルビーレーザーのあざの治療

当院ではQスイッチルビーレーザーを使ってあざの治療を行っています。
Qスイッチルビーレーザーの歴史は古く、ルビーレーザーは世界で最初に発振された波長です。1980年代から日本でも開発、販売されています。
生まれつきのあざの治療に早くから使われています。

Feature あざの特徴

青あざ

太田母斑

太田母斑とは額、目の回り、頬、鼻、耳介に生ずる青あざで、通常、顔の片側に生じます。稀に両側性に生ずることもあります。皮膚病変は生後半年以内に生ずることが多いです。20~40歳台に発症することも稀ではありません。典型的な太田母斑は青紫色から灰紫青色で、そこに薄い褐色の小色素斑が混在します。しかし色調が一様な褐色斑であると茶あざ、小さな褐色斑が左右対称に生ずるとソバカス、中年以降に両側性に生ずるとシミと誤診されることもあります。また目の下のくまと言われているものでも、軽症の太田母斑であることもあります。

伊藤母斑

肩から肩甲骨にかけて生じる青あざのことを言います。これは自然には消失しません。

異所性蒙古斑

黄色人種は赤ちゃんの時に背中から臀部に青いあざがあり、これを蒙古斑と呼んでいます。通常は10歳前後までに消失します。しかし約3%が成人になっても残り、その多くは直径2cm程度の円形の青色斑で、持続性蒙古斑と呼ばれます。また稀に手や足、お腹や胸などに蒙古斑が生ずることがあります。このような場所にできる蒙古斑は、異所性蒙古斑と呼ばれ、年をとっても完全に消失しません。

茶あざ

茶あざは表皮に存在するメラニン色素が多いため、茶色く見えるあざです。
カフェオレ斑、ベッカー母斑、扁平母斑と名前が付いています。治療はQスイッチルビーレーザーで行いますが、5人に1人は良く効きますが、再発することも多くあります。
レーザー以外では手術という方法もあります。小さければ縫合出来ますし、大きければ植皮という選択肢もあります。ご希望があれば、お気軽にご相談下さい。