妊娠中の脱毛がはNG?休会制度や自己処理について【大阪の美容皮膚科 医師 湯上駿監修:MAクリニック心斎橋】

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妊娠中の脱毛がはNG?休会制度や自己処理について

2025.9.16

妊娠中に医療脱毛やサロンでの脱毛がNGとされているのをご存じでしょうか。
妊娠中でもキレイでありたい!という女性は少なくないものの、無理に脱毛施術を受けるとさまざまなトラブルを招く恐れがあります。

そこで、今回は妊娠中の脱毛がNGとされている理由や、妊娠期間中の契約、自己処理の注意点などについて解説します。

妊娠中の医療・サロン脱毛がNGとされている理由

妊娠中の脱毛がNGとされている理由は何なのでしょうか。まずは、NGとされている主な理由について見ていきましょう。

脱毛効率が落ちることがある

妊娠中の脱毛がNGとされている理由として、まず挙げられるのが脱毛効率が落ちることです。妊娠中は、ホルモンバランスが変動しやすく、毛周期が変化することがあります。
毛周期が変化すると、脱毛の施術タイミングとずれることもあり、結果的に脱毛の効率が低下してしまうことがあるのです。

肌トラブルのリスクが高まる

妊娠中に、医療・サロンの脱毛施術を受けることがNGである理由は、肌トラブルのリスクが高まるからです。
妊娠中は肌トラブルが生じやすい時期であり、小さな刺激にも敏感に反応することがあります。実際、今まで肌トラブルを実感したことがない方が、妊娠を機に乾燥や吹き出物などに悩まされるようになるケースは珍しくありません。
肌が敏感な状態では、施術のレーザー・光などの刺激や、施術に向けて行う自己処理などが負担となることも考えられます。結果的に、肌トラブルを引き起こし、違和感や痛み、不快感などにつながるかもしれません。
これまでに肌トラブルに悩んだことがない方であっても、妊娠中の施術は避けたほうが好ましいでしょう。

施術中の姿勢が負担になる

妊娠中の脱毛がNGとされる理由の一つが、施術中の姿勢が負担となることです。脱毛の施術中は、同じ姿勢を維持しなければなりません。うつ伏せになった状態で長時間過ごしたり、ベッドに横になったままの体勢を維持したりするなど、妊娠中の体に負担となる場合があります。
具体的な影響は個人差があるものの、むくみや血行不良のほか、気分が悪くなったり、体に痛みが生じることも考えられるでしょう。
妊娠中というデリケートな時期を安全に過ごすためにも、脱毛は避けたほうが良いと考えられています。

妊娠期間中の契約はどうしたらいい?

妊娠が分かったものの、脱毛の契約期間で「通わないと費用がもったいない」と考える方もいるでしょう。
ここからは、妊娠期間中における脱毛の契約について、対応を解説します。

休会制度を活用する

脱毛の施術を契約し、すでに複数回利用していても、途中で休会制度を利用できるクリニック・サロンは多いです。そのため、まずは契約先で休会制度がないかを確認し、利用できる制度があれば早めに連絡しておきましょう。
休会中は契約期間や施術回数などに影響がなく、まずはゆっくりと体を休めたり、妊娠期間中の生活を楽しんだりすることに集中できます
「契約してしまったから」と無理に脱毛の施術を受けるのは避け、妊娠が分かったタイミングで電話で制度の利用について問い合わせておくと安心です。

再開の目安は産後2~3ヶ月後

妊娠を機に脱毛の施術を一旦ストップした際、再開の目安は個人差があるものの「産後2~3ヶ月後」を目安にする方が多い傾向です。産後の身体が回復したタイミングで脱毛の施術を再開することが望ましいとされています。
とはいえ、産後は授乳や夜泣きの対応、不安定な体調など、慣れない日々で心身に余裕がないことも考えられます。
あくまでも、体を休めることを優先したうえで、無理のない範囲で脱毛の再開を検討しましょう。

妊娠中の自己処理に関する注意点

「妊娠中の脱毛施術は好ましくないから…」と、セルフケアを選ぶ方もいます。しかし、自分でムダ毛を処理する場合、いくつか注意したいポイントがあります。
ここからは、妊娠中の自己処理における注意点を見ていきましょう。

電気シェーバーを使う

妊娠中の自己処理では、電気シェーバーを使用することが望ましいです。カミソリや脱毛ワックス、毛抜きなどは肌に負担をかける恐れがあるため好ましくありません。
電気シェーバーは、刃が肌に触れない構造になっているため、肌への負担が少なく、安全に自己処理しやすいのが特徴です。どうしてもムダ毛を処理したいときには、なるべく電気シェーバーを活用しましょう。

自己処理前に保湿をする

ムダ毛を自分で処理する際には、きちんと保湿をしておきましょう。自己処理の前後に保湿をすることで乾燥を防ぎやすくなり、肌トラブルのリスクを下げることが可能です。
妊娠中はとくに乾燥肌に陥りやすいため、ムダ毛の自己処理で肌トラブルにつながることがあります。
電気シェーバーを使う場合であっても、自己処理の前後はクリームや乳液、マッサージオイルなどで保湿をしておきましょう。

おわりに

今回は妊娠期間中の脱毛がNGな理由や、自己処理における注意点などについて解説しました。
妊娠中でもキレイになりたいといった方や、マタニティフォトの撮影を控えている方、結婚式がある方などにとって、ムダ毛は大きな問題です。

しかし、妊娠中の脱毛は負担が大きいため好ましくないのが現状です。どうしてもムダ毛が気になる方は、自己処理も視野に入れ、負担の少ない方法でのケアを検討してみてください。

関連サイト

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この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
湯上 駿

心斎橋という美意識の高いこの地で、皆様の「もっと美しくなりたい」という想いをサポートできることを大変光栄に感じております。私自身、美容医療は単に見た目を整えるだけでなく、皆様の自信や笑顔を引き出し、毎日をより豊かにするためのものだと考えております。

当クリニックでは、美容医療が初めての方も、これまで経験されてきた方も、誰もが安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけてまいります。お一人おひとりのなりたいイメージやライフスタイルに寄り添い、最適な治療プランを一緒に見つけていく、そんな「あなたのパートナー」として、皆様の美しさを全力でサポートさせていただきます。

主な経歴 2018年 和歌山県立医科大学医学部 卒業
2018年 大阪公立大学医学部附属病院
2020年 大阪公立大学医学部附属病院 麻酔科
2022年 兵庫県立こども病院 麻酔科
2023年 某大手美容クリニック 院長
所属学会 日本美容外科学会 (JSAS) 正会員
日本麻酔科学会 正会員
日本心臓血管麻酔科学会 正会員
主な資格 厚生労働省認定 麻酔科標榜医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医