肉割れの原因は?クリニックでの治療法やセルフケアについて解説【大阪の美容皮膚科 医師 湯上駿監修:MAクリニック心斎橋】

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肉割れの原因は?クリニックでの治療法やセルフケアについて解説

2026.2.19

急に太ったあとや妊娠・成長期を経て、太ももやお腹、バスト周りに皮膚が裂けたような線が現れたことはありませんか。それがいわゆる「肉割れ」です。一度できると自然に消えにくく、セルフケアだけでは改善が難しいケースも少なくありません。

本記事では、肉割れの原因からセルライトとの違い、美容クリニックでの主な治療法、日常でできるセルフケアまでをわかりやすく解説します。

肉割れとは?原因と仕組み

肉割れは、見た目には「皮膚が裂けた」「ひびが入った」ように見えるものの、実際には皮膚の奥で起きている変化が表面に現れた状態です。なぜそのような線ができるのかを理解するには、皮膚の構造と体の変化との関係を知ることが重要です。

ここでは、肉割れの医学的な名称や発生のメカニズム、体型変化やホルモンバランスとの関係について、順を追って解説します。

医学的には「皮膚伸展線条」

肉割れは、医学的には「皮膚伸展線条」や「線状皮膚萎縮症」と呼ばれます。皮膚の表面が割れているわけではなく、皮膚の奥にある「真皮」が裂けることで生じる線状の変化です。

初期は赤紫色を帯び、時間が経つと白っぽい線へと変化していくのが一般的な経過です。

急激な体型変化が主な原因

肉割れが起こる代表的なきっかけは、急激な体型の変化です。たとえば下記のようなケースが挙げられます。

  • 妊娠による腹部の急な拡張
  • 思春期の急激な身長・体重増加
  • 短期間での体重増加
  • 筋トレによる急激な筋肉増大

皮膚の伸びに真皮の弾力が追いつかないと、内部で断裂が起こり、それが表面から透けて見えるのです。

ホルモンや加齢の影響

妊娠中や思春期はホルモンバランスが大きく変化します。ホルモンの影響でコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚の弾力が低下します。

その結果、わずかな伸展でも真皮が裂けやすい状態になり、肉割れが生じやすくなります。

セルライトとの違い

肉割れと混同されやすいのがセルライトです。しかし両者はまったく異なるものです。

セルライトは皮下脂肪の増加や血行不良により、皮膚が凸凹して見える状態を指します。一方、肉割れは真皮の断裂による線状の変化です。

改善方法も異なるため、自己判断が難しい場合は医療機関で相談することが重要です。

美容クリニックでの主な治療法

肉割れは完全に消すことは難しいものの、目立たなくすることは可能です。主な治療法を紹介します。

レーザー治療

レーザーで真皮に熱刺激を与え、コラーゲンの再生を促す方法です。代表的な機器は下記のとおりです。

  • ピコレーザー
  • ロングパルスヤグレーザー
  • フラクショナルレーザー

ダウンタイムは比較的短めですが、赤みや腫れ、火傷のリスクがあります。費用は1回3〜7万円程度が目安です。

マイクロニードル(ダーマペンなど)

極細の針で微細な穴を開け、皮膚の再生力を利用してコラーゲン生成を促します。

複数回の施術が必要になることが多く、1回あたり5〜10万円程度が目安です。

高周波・赤外線治療(イントラセル・タイタンなど)

高周波や赤外線で真皮を加熱し、コラーゲンの収縮と再生を促します。

痛みが比較的少ない治療もありますが、複数回の施術が前提になることが多いです。

注入・再生医療(炭酸ガス治療・リジェネラなど)

炭酸ガスや自己組織由来の成分を注入し、組織再生を促す方法です。

費用は数万円から数十万円まで幅があり、治療内容によって大きく異なります。

外科的治療(切除縫合・皮膚移植)

肉割れ部分を切除する方法です。確実性はありますが、手術痕が残る可能性があります。

リスクは下記のとおりです。

  • 傷跡が残る可能性
  • ダウンタイムが長い
  • 感染のリスク

セルフケアでできること

肉割れは真皮の断裂によって生じる変化であるため、スキンケアだけで元通りにすることは難しいとされています。しかし、発生を予防したり、初期段階で進行を抑えたりすることは可能です。ここでは、自宅で取り組める対策について解説します。

完全に消すことは難しい

肉割れは真皮レベルの断裂のため、市販クリームだけで完全に治すことは困難です。

ただし、予防や初期段階の進行抑制にはセルフケアが役立ちます。

保湿ケア

皮膚の柔軟性を保つために、日常的な保湿は重要です。妊娠中や体重変動が予想される時期は特に念入りに行いましょう。

急激な体重変動を避ける

急激な増減量は皮膚に大きな負担をかけます。無理なダイエットや過度な筋肥大は避けることが大切です。

医療機関専売クリームの活用

医療機関で処方されるクリームは、市販品よりも有効成分が高濃度な場合があります。予防や軽度改善を目的に使用されることがあります。

まとめ

肉割れは、急激な体型変化やホルモンバランスの変化によって真皮が裂けることで生じます。セルフケアのみで完全に消すことは難しいものの、美容クリニックでの治療により目立ちにくくすることは可能です。

治療法にはレーザー、マイクロニードル、高周波治療、再生医療などさまざまな選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、症状の状態や予算、ダウンタイムを踏まえて医師と相談することが重要です。

肉割れが気になる場合は、早めに専門医へ相談し、自分に合った方法を検討してみましょう。

この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
湯上 駿

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心斎橋という美意識の高いこの地で、皆様の「もっと美しくなりたい」という想いをサポートできることを大変光栄に感じております。私自身、美容医療は単に見た目を整えるだけでなく、皆様の自信や笑顔を引き出し、毎日をより豊かにするためのものだと考えております。

当クリニックでは、美容医療が初めての方も、これまで経験されてきた方も、誰もが安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけてまいります。お一人おひとりのなりたいイメージやライフスタイルに寄り添い、最適な治療プランを一緒に見つけていく、そんな「あなたのパートナー」として、皆様の美しさを全力でサポートさせていただきます。

主な経歴 2018年 和歌山県立医科大学医学部 卒業
2018年 大阪公立大学医学部附属病院
2020年 大阪公立大学医学部附属病院 麻酔科
2022年 兵庫県立こども病院 麻酔科
2023年 某大手美容クリニック 院長
所属学会 日本美容外科学会 (JSAS) 正会員
日本麻酔科学会 正会員
日本心臓血管麻酔科学会 正会員
主な資格 厚生労働省認定 麻酔科標榜医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医