ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは? 原因やセルフケア・治療法について解説【大阪の美容皮膚科 医師 湯上駿監修:MAクリニック心斎橋】

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ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは? 原因やセルフケア・治療法について解説

2025.9.16

目の下から斜めに伸びる「ゴルゴ線(ゴルゴライン)」にお悩みではありませんか?
加齢や生活習慣の影響によって目立ちやすくなるこのラインは、見た目年齢を大きく左右する要因のひとつです。年齢を重ねても若々しい印象を保つには、早めの対策が重要です。

この記事では、ゴルゴ線のメカニズムやできる原因をはじめ、自宅でできるセルフケアから美容医療による改善方法まで詳しく解説します。

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ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは?

ゴルゴ線とは、目頭の下から頬にかけて斜めに走るライン状のくぼみのことです。正式な医学用語ではありませんが、漫画『ゴルゴ13』の主人公の表情に似ていることから、一般的に「ゴルゴ線(ゴルゴライン)」と呼ばれるようになりました。たるみや老化によって目立つようになるため、加齢サインのひとつとして知られています。

この線は、皮膚の上に単純なシワとして現れるのではなく、皮膚の下の構造変化やボリュームロスにより、影のように刻まれることが特徴です。

ゴルゴ線ができる原因

ゴルゴ線(ゴルゴライン)は、加齢にともなって現れる代表的なたるみじわのひとつです。しかし、年齢だけが原因ではありません。生活習慣や骨格、筋肉、肌の構造変化など、さまざまな要素が複雑に絡み合って生じます。ここでは、ゴルゴ線ができる主な原因について詳しく解説します。

加齢による骨格の変化

年齢を重ねることで、顔面の骨量は徐々に減少します。特に頬骨や上顎の骨が縮むことで、皮膚や脂肪を支える土台が失われ、頬全体がたるみやすくなります。その結果、目の下から頬にかけて溝ができ、ゴルゴ線が目立つようになります。

皮下脂肪の減少・下垂

顔の若々しさを保つには、適度な脂肪が必要です。加齢や過度なダイエット、栄養不足により、頬の皮下脂肪が減少・移動すると、肌に支えがなくなりゴルゴ線がくっきりと現れます。

支持靭帯のゆるみ

顔の皮膚や脂肪を骨に固定している「支持靭帯」が緩むと、重力に逆らえず皮膚が垂れ下がります。特に眼の周りや上顎の靭帯がゆるむことで、ゴルゴ線の形成に繋がります。

表情筋の衰え

マスク生活や加齢により、表情筋をあまり使わなくなると筋力が低下し、皮膚や脂肪を支えきれなくなります。この影響で顔全体がたるみ、ゴルゴ線が目立ちやすくなります。

肌のハリ・弾力の低下

紫外線や加齢によって、真皮層のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が減少すると、肌の弾力が低下します。このハリの喪失もゴルゴ線の目立ちやすさに影響します。

セルフケアでできる対策

ゴルゴ線を完全に消すのは難しいものの、日々のケアや生活習慣の見直しによって、進行を緩やかにし、目立ちにくくすることは可能です。ここでは、自宅で取り入れられるセルフケア対策を紹介します。

スキンケアと紫外線対策

スキンケアで直接的な改善は難しいものの、肌のハリや弾力を保つことには役立ちます。レチノールやヒト幹細胞由来成分などを含んだ化粧品は、コラーゲン生成を促す働きが期待されます。また、紫外線は肌の老化を早めるため、UVカットは年間を通じて行いましょう。

生活習慣の見直し

肌の健康維持のためには、以下のような生活習慣の見直しが大切です。

  • タバコを控える……喫煙はコラーゲンの生成を妨げ、肌の老化を早めます。
  • 姿勢を正す……スマホ操作で長時間下を向いていると、重力で顔の脂肪が下がりやすくなります。
  • 栄養バランスの良い食事……急激なダイエットは脂肪量を減らし、たるみを悪化させる可能性があります。

ゴルゴ線を改善したいなら美容医療も選択肢

セルフケアだけでは限界を感じる場合、効果的な手段として美容医療を検討するのもひとつの方法です。ここでは、ゴルゴ線の改善に特化した代表的な美容施術を紹介します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注射は、ゴルゴ線のように皮膚の凹みによって目立つシワやたるみに対し、内側からふっくらとボリュームを与えることで改善を図る治療法です。頬のくぼみや影が強調されている箇所にヒアルロン酸を注入することで、肌表面がなめらかになり、ゴルゴ線の印象を和らげます。

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する保湿成分であり、肌との親和性が高く、安全性にも優れています。使用する製剤の種類や硬さを調整することで、自然な仕上がりが可能で、術後すぐに効果を実感できる点も大きな魅力です。

また、ダウンタイムが少ないため、仕事や日常生活に支障をきたしにくく、「なるべく手軽に」「メスを使わずに」若々しさを取り戻したいという方に特に人気の治療です。

ただし、注入部位の選定やバランスの取り方には医師の高い技術が求められるため、実績豊富な医療機関での施術が重要です。

HIFU(ハイフ)や高周波治療

超音波や高周波を肌の奥に照射し、たるみを引き締める治療です。コラーゲン生成を促す効果もあり、肌のハリを取り戻すのに役立ちます。

スレッドリフト(糸リフト)

特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を引き上げる治療法です。フェイスラインを整えながら、長期的な引き上げ効果が期待できます。

まとめ:気になるなら早めの対策を

ゴルゴ線は、単なる肌表面のしわではなく、顔の骨格や脂肪の変化によって生じる「たるみ線」です。スキンケアや生活習慣の改善も大切ですが、セルフケアだけでの根本改善は難しいのが現実です。

そこで注目されているのが、美容医療による「ヒアルロン酸注射」です。頬のボリュームを補うことで、ゴルゴ線を内側からふっくらと持ち上げ、自然な若々しさを取り戻すことができます。

「できるだけ手軽に、けれど確実に改善したい」という方は、MAクリニック心斎橋までお気軽にご相談ください

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この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
湯上 駿

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心斎橋という美意識の高いこの地で、皆様の「もっと美しくなりたい」という想いをサポートできることを大変光栄に感じております。私自身、美容医療は単に見た目を整えるだけでなく、皆様の自信や笑顔を引き出し、毎日をより豊かにするためのものだと考えております。

当クリニックでは、美容医療が初めての方も、これまで経験されてきた方も、誰もが安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけてまいります。お一人おひとりのなりたいイメージやライフスタイルに寄り添い、最適な治療プランを一緒に見つけていく、そんな「あなたのパートナー」として、皆様の美しさを全力でサポートさせていただきます。

主な経歴 2018年 和歌山県立医科大学医学部 卒業
2018年 大阪公立大学医学部附属病院
2020年 大阪公立大学医学部附属病院 麻酔科
2022年 兵庫県立こども病院 麻酔科
2023年 某大手美容クリニック 院長
所属学会 日本美容外科学会 (JSAS) 正会員
日本麻酔科学会 正会員
日本心臓血管麻酔科学会 正会員
主な資格 厚生労働省認定 麻酔科標榜医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医