唇のヒアルロン酸注入の効果は?メリットやデメリット・注意点を解説【大阪の美容皮膚科 医師 湯上駿監修:MAクリニック心斎橋】

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唇のヒアルロン酸注入の効果は?メリットやデメリット・注意点を解説

2025.11.21

唇のヒアルロン酸注入は、自然にボリュームを出したい人から、M字リップや人中短縮などデザイン形成をしたい人まで、幅広く選ばれている人気の美容施術です。しかし、注入量の目安や持続期間、失敗を避けるポイントが分からず、不安を抱える方も少なくありません。この記事では、唇ヒアルロン酸の効果・メリット・デメリットをはじめ、注入量の目安やデザイン別の仕上がり、失敗しないコツまで詳しく解説します。

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唇のヒアルロン酸注入で得られる効果

唇へのヒアルロン酸注入は「ただボリュームを出す施術」ではなく、形の補正・輪郭デザイン・口元の印象改善など、目的に合わせて細かいアプローチが可能です。どの効果を重視するかによって、注入する位置や量が変わるため、まずは実現できるデザインの種類を理解しておくと仕上がりのイメージがつかみやすくなります。ここでは、代表的な仕上がりの特徴を紹介します。

唇をふっくらさせる

薄い唇に自然な厚みを与え、やわらかい印象をつくる効果が期待できます。少量注入でも変化が出やすく、初めての施術としても人気です。
過度に入れず「控えめ+追加」の方が自然な仕上がりを保ちやすいことがポイントです。

M字リップ

上唇のカーブを強調し、中央に立体感をつくるデザイン。可愛らしく女性らしい印象になります。
M字は細かなバランス調整が重要なため、量より位置が仕上がりを左右します。

スマイルリップ

口角が上がって見えるように上唇外側へ少量注入し、柔らかく微笑んだような口元へ導きます。
自然な口角の上向きは、少ない注入量でも十分実現できます。

アヒル口

下唇に丸みと前方向へのボリュームを与え、可愛らしい印象を強めるデザイン。
前に出しすぎると不自然になりやすく、量のコントロールが最も重要です。

人中短縮効果

上唇に厚みを与えることで、鼻下(人中)が短く見え、顔の縦比率が整って見える効果が期待できます。

切開せずに人中短縮効果を作れるのが大きなメリットです。

唇ヒアルロン酸の注入量の目安

唇のヒアルロン酸注入量は「何ccが正解」と決まっているわけではなく、元々の唇の厚みやデザインの方向性によって適量は変わります。少なすぎると変化が出にくく、入れすぎると不自然さが目立つため、目的に合わせた最適量を把握することが重要です。

1〜2ccが基準になる理由

多くのケースでは、1〜2ccの範囲で自然なボリュームアップが狙えます。初回は0.5〜1ccから始め、仕上がりを見ながら追加することもできます。
「まず少量」から始める方が、失敗のリスクが大きく下がります。

唇ヒアルロン酸の持続期間

唇に注入したヒアルロン酸の持続期間は、製剤の硬さ・注入位置・吸収スピードなどによって大きく変わります。硬めの製剤は輪郭形成に向き、柔らかい製剤は自然なふっくら感を出しやすいなど、目的によって使い分けが必要です。

1cc注入した場合の目安

1ccの場合、一般的に 3〜12ヶ月 程度持続します。輪郭に硬いヒアルロン酸を使うと持続しやすく、中央部に柔らかい製剤を使うとナチュラルな質感が得られます。
柔らかい製剤は自然、硬い製剤は長持ちと覚えておくと選びやすくなります。

2cc注入した場合の目安

ボリュームが大きいぶん、6ヶ月〜2年程度 と長く残る傾向があります。ただし「持たせたいから多く入れる」という考え方は不自然な仕上がりにつながることもあるため注意が必要です。
持続期間だけで量を決めると、仕上がりの自然さを損ないやすいです。

唇のヒアルロン酸注入のメリット

唇のヒアルロン酸注入は、見た目の変化だけではなく、口元全体の印象を整えられる点が大きな魅力です。施術時間が短く、ダウンタイムが比較的少ないため、美容医療が初めての方でも挑戦しやすい治療として選ばれています。ここでは、施術で得られる主なメリットを整理します。

自然なボリュームアップができる

ヒアルロン酸は体内にある成分と近い性質を持つため、注入後の質感が自然でなじみが良いのが特徴です。
「厚みは欲しいけれど不自然には見せたくない」という方に向いています。

理想のデザインを細かく調整できる

M字リップ・アヒル口・スマイルリップなど、希望するデザインに合わせて注入部位を調整できます。
少量ずつ形を整えられるため、初めての方でも仕上がりをコントロールしやすい点がメリットです。

人中短縮など顔全体の印象改善にもつながる

上唇に厚みが出ることで鼻下が短く見え、顔の縦のバランスが整う効果が期待できます。
切開せずに「人中短縮風」の変化を作れる点が人気です。

唇のヒアルロン酸注入のデメリット

メリットが多い施術ですが、一方で「期待した仕上がりにならない」「思った以上に変化が大きい」といった声が出やすい施術でもあります。リスクや限界を理解したうえで受けることが、美しい仕上がりにつながります。

過度に注入すると不自然になる可能性がある

唇は皮膚が薄く、与えたボリュームが目立ちやすい部位です。量が多すぎると、形が崩れたり口元だけが強調されてしまうことがあります。
「少し足りないかも?」くらいが、自然に仕上がるケースが多いです。

持続期間が個人差に左右されやすい

ヒアルロン酸は徐々に体内へ吸収されるため、効果の持続は3〜12か月前後と幅があります。製剤の種類や生活習慣によっても変化します。
長持ちさせたい場合は、硬さの異なる製剤を使い分ける必要があります。

製剤が見えやすい・凹凸が出やすい

浅い層に注入されるとヒアルロン酸が青白く透けて見えたり、表面に凹凸が出ることがあります。
医師の技術に大きく依存するため、経験のあるクリニックを選ぶことが重要です。

まとめ

唇のヒアルロン酸注入は、ふっくらとしたボリュームアップからM字リップ、スマイルリップ、人中短縮風の印象づくりまで、デザインの幅が広い施術です。注入量・製剤の種類・注入部位のバランスによって仕上がりは大きく変わるため、「どれくらい入れるのが適切なのか」を医師とすり合わせながら進めることがとても重要です。

MAクリニック心斎橋では、顔全体のバランスを確認しながら、一人ひとりに合わせて丁寧にデザインを行っています。初めての方はもちろん、「前回の仕上がりに満足できなかった」「ナチュラルに整えたい」という方からの相談も多く、自然で美しい仕上がりを目指した施術に力を入れています。

唇のヒアルロン酸注射を検討している方は、まずは気軽にカウンセリングでご相談ください。

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この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
湯上 駿

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心斎橋という美意識の高いこの地で、皆様の「もっと美しくなりたい」という想いをサポートできることを大変光栄に感じております。私自身、美容医療は単に見た目を整えるだけでなく、皆様の自信や笑顔を引き出し、毎日をより豊かにするためのものだと考えております。

当クリニックでは、美容医療が初めての方も、これまで経験されてきた方も、誰もが安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけてまいります。お一人おひとりのなりたいイメージやライフスタイルに寄り添い、最適な治療プランを一緒に見つけていく、そんな「あなたのパートナー」として、皆様の美しさを全力でサポートさせていただきます。

主な経歴 2018年 和歌山県立医科大学医学部 卒業
2018年 大阪公立大学医学部附属病院
2020年 大阪公立大学医学部附属病院 麻酔科
2022年 兵庫県立こども病院 麻酔科
2023年 某大手美容クリニック 院長
所属学会 日本美容外科学会 (JSAS) 正会員
日本麻酔科学会 正会員
日本心臓血管麻酔科学会 正会員
主な資格 厚生労働省認定 麻酔科標榜医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医