ボトックス注射の効果とリスクを徹底解説|対応部位から注意点までわかりやすく紹介【大阪の美容皮膚科 医師 湯上駿監修:MAクリニック心斎橋】

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ボトックス注射の効果とリスクを徹底解説|対応部位から注意点までわかりやすく紹介

2025.6.16

年齢とともに気になるシワや、慢性的な肩こり、多汗症の悩みを改善したいと考える方にとって、ボトックス注射は選択肢のひとつです。本記事では、ボトックス注射の基本情報と代表的な施術部位、期待できる効果や注意点についてわかりやすく解説します。

ボトックス注射とは

ボトックス注射は、ボツリヌス菌から生成されるたんぱく質を用いた治療法です。このたんぱく質には筋肉の収縮を一時的に抑える作用があり、表情ジワや筋肉の過剰な緊張、発汗の抑制などさまざまな症状の改善に用いられます。施術時間が短く、ダウンタイムも少ないため、日常生活に支障をきたすことなく続けられる点も魅力のひとつです。

代表的な施術部位とその効果

ボトックス注射は顔や身体の複数の部位に対応しており、それぞれに応じた効果が期待されます。症状や悩みに応じて適切な部位を選択することが重要です。

眉間に刻まれる縦じわを目立ちにくくする

眉をひそめる表情の癖によって生じる縦じわは、感情が強く出やすい部位であり、怒っているような印象や疲れた印象を与える原因となります。ボトックス注射は、眉間にある「皺眉筋」や「鼻根筋」などの動きを一時的に緩めることで、無意識の表情ジワの発生を防ぎます。表情をやわらげることで、第一印象もやさしく見えやすくなります。

額の横じわを改善して若々しい印象へ導く

額のしわは、会話中の表情やクセによって日常的に動かされる部位であり、加齢とともに深く定着しやすいのが特徴です。特に眉を上げる癖のある方は、額に複数の横じわが目立つ傾向にあります。ボトックスを適切に注入することで、筋肉の過剰な動きを抑え、皮膚表面を滑らかに整えられます。

目元の開きや表情とのバランスを保ちながら若々しさを演出できるため、予防目的でも人気の部位です。

エラの張りを抑え、フェイスラインを引き締める

エラの張りは、骨格によるものと筋肉(咬筋)の肥大によるものに分けられます。咬筋が発達している場合、ボトックス注射で筋肉の動きを穏やかにすることでエラのボリュームを減少させ、フェイスラインをすっきり見せることが可能です。

特に食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は、筋肉の過緊張によって顔が大きく見える原因になるため、美容面だけでなく機能面でも改善が期待されます。

顎にできる梅干し状のしわを和らげる

顎に浮かぶ梅干し状のしわは、オトガイ筋という筋肉の過活動によって現れます。緊張が続くと、無意識のうちに顎が波打ったような状態になり、年齢を感じさせる要因となることがあります。

ボトックス注射でオトガイ筋の働きを緩めることで、滑らかな顎のラインを作り、表情の違和感や老けた印象を軽減できます。口元の印象を整えたい方にもおすすめの施術です。

肩こりや僧帽筋の張りを緩和する

デスクワークや日常の姿勢が原因で慢性的な肩こりに悩む方にとって、ボトックス注射は効果的な対策のひとつです。肩の筋肉の過緊張を和らげることで、痛みや重だるさを軽減できる可能性があります。

また、首から肩のラインがスッキリ見えるといった美容的なメリットも期待できます。

多汗症の症状をコントロールする

わき汗や手足の汗に悩む方にとって、ボトックスは汗腺の働きを一時的に抑える手段として有効です。

季節やストレスによって悪化する多汗症も、ボトックスの効果によって快適な生活を取り戻すことができます。

施術時の注意点と副作用のリスク

ボトックス注射は比較的安全性の高い処置ではありますが、副作用が起こる可能性もゼロではありません。安全な施術を受けるために、事前に知っておくべき注意点があります。

表情が不自然に見えることがある

過剰な注入により、顔の一部が動きにくくなり表情が硬くなるケースがあります。信頼できる医師のもと、適量を見極めた処置を受けることが大切です。

まれに内出血や腫れを伴うことがある

注射部位によっては、針を刺した箇所に一時的な内出血や腫れが出ることもあります。ほとんどの場合、数日で自然に消失します。

頭痛や倦怠感など全身症状が起こる場合がある

ごくまれに、注射後に軽度の頭痛や倦怠感が見られることがあります。通常は一時的な症状であり、数日で回復するケースがほとんどです。

まとめ|表情の悩みや身体の不快感を緩和する一手として

ボトックス注射は、見た目の印象を整えるだけでなく、日常的な身体の悩みにも有効な治療法として活用されています。

まずは、信頼できるクリニックでカウンセリングを受けてみてください。

MAクリニック心斎橋では、症状や目的に合わせたボトックス施術を提供しており、初めての方でも安心してご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

堂脇真音

MAクリニック心斎橋 院長
湯上 駿

心斎橋という美意識の高いこの地で、皆様の「もっと美しくなりたい」という想いをサポートできることを大変光栄に感じております。私自身、美容医療は単に見た目を整えるだけでなく、皆様の自信や笑顔を引き出し、毎日をより豊かにするためのものだと考えております。

当クリニックでは、美容医療が初めての方も、これまで経験されてきた方も、誰もが安心してご相談いただけるよう、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけてまいります。お一人おひとりのなりたいイメージやライフスタイルに寄り添い、最適な治療プランを一緒に見つけていく、そんな「あなたのパートナー」として、皆様の美しさを全力でサポートさせていただきます。

主な経歴 2018年 和歌山県立医科大学医学部 卒業
2018年 大阪公立大学医学部附属病院
2020年 大阪公立大学医学部附属病院 麻酔科
2022年 兵庫県立こども病院 麻酔科
2023年 某大手美容クリニック 院長
所属学会 日本美容外科学会 (JSAS) 正会員
日本麻酔科学会 正会員
日本心臓血管麻酔科学会 正会員
主な資格 厚生労働省認定 麻酔科標榜医
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医